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こにゅうどうくん

吉崎海岸と貴重な動植物

問い合わせ番号:17157-5523-6494 更新日:2024年 8月 22日

 本市楠地区に位置する「吉崎海岸」は、海浜植物や絶滅危惧種の野鳥の営巣地となるなど貴重な砂浜が残る海岸です。
 吉崎海岸では、ボランティアや地域づくり団体等の活動により外来植物の駆除による希少植物の保護や海洋ごみの清掃活動などが行われています。

 環境省では、生物多様性を積極的に保全するために、令和5年度から自然共生サイト認定制度を開始したことから、同制度に申請したところ日頃の環境保全活動の取り組みが認められ、自然共生サイトとして認定されました。

 ▶吉崎海岸が自然共生サイトに認定されました

 

貴重な砂浜「吉崎海岸」

 吉崎海岸周辺は、市内では貴重な砂浜が残る海岸です。
 春には海浜植物のハマダイコン、ハマエンドウ、ハマヒルガオなどの花が咲き、絶滅が危惧されているハマニガナの黄色い花も見られます。また、三重県の県鳥で、絶滅が危惧されているシロチドリの営巣地としても貴重な海岸です。


ウミガメの足跡

 毎年、ウミガメが繁殖のため伊勢湾にやってきます、そしてメスは、伊勢湾沿岸の各地に上陸し産卵します。四日市市では鈴鹿川派川の左岸や吉崎海岸で、2010年と2013年と2014年にアカウミガメの産卵が確認されています。
 産卵時期は5月中旬から8月中旬までです。上陸すると下記写真のような足跡が残ります。

 ※「ウミガメの足跡」を見かけた際は下記までご連絡お願いいたします。
  四日市市 環境政策課 環境企画係(TEL:059-354-8188、FAX:059-354-4412)

 

貴重な動植物のためにできること

 貴重な動植物を保護するためには、砂浜の環境を保全する必要があります。
 海岸を訪れた際に発生したごみは持ち帰りましょう。

 また、海岸には、他の場所で捨てたごみも漂着物として集まってきます。内陸部でポイ捨てされたごみが、雨が降った際などに、川を流れて海岸に漂着することがあります。

 本市では、吉崎海岸の環境保全のため、毎月第1日曜日8時から9時まで、ボランティアによる除草・清掃活動を実施しています。
 貴重な海浜植物やシロチドリ、ウミガメなどが将来にわたり本市で見られるように、海岸の保全にご協力ください。


 

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

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