介護予防・フレイル対策とは
問い合わせ番号:16085-0841-3361 更新日:2026年 3月 31日
なぜ今「介護予防・フレイル対策」なのか
年齢を重ねると「病気があるかどうか」よりもこれまでの生活を続けられるかが大切になってきます。
介護が必要になるきっかけは、脳卒中や骨折、認知症などの大きな出来事だけではありません。
体力が少しずつ落ちてきた、外出する回数が減ってきた、人と話す機会が少なくなってきた、など、こうした小さな変化が重なり、気づかないうちに生活の幅が狭くなっていくことがあります。
また、これまで大切にされてきた「生活習慣病の予防」だけでは、高齢期の生活を支えきれないこともわかってきました。
これからの介護予防では、体のこと、食事のこと、人とのつながりを含めて、日々の暮らし全体を整えていくことが重要です。
その考え方をまとめたものが、介護予防・フレイル対策です。
フレイル ( Frailty = 虚弱、老衰)とは
加齢に伴って、心身の活力(筋力や認知機能など)が低下した状態のことです。
フレイルは病気ではなく、また、突然起こるものでもありません。
年齢を重ねる中で、以前より疲れやすくなった、歩く速度が遅くなった、食事量が減ってきた、外出や人付き合いが減ってきた、といった小さな変化が少しずつ重なっていくことで、フレイルに近づいていきます。
フレイルが進むと、転びやすくなったり、外出が億劫になったりして、生活の幅が狭くなっていくことがあります。
ただし、フレイルには大きな特徴があります。
それは、早めに気づき、対策をすれば、健康な状態、もしくはそれに近い状態に戻る可能性があるという点です。
そのため、「まだ大丈夫」と思っている今の時期こそ、フレイル対策を始める大切なタイミングです。
年代別の介護予防・フレイル対策
介護予防・フレイル対策は、年代によって意識するポイントが少しずつ変わります。「まだ元気だから関係ない」、「もう歳だから仕方ない」そのどちらでもなく、その年代に合った対策・備えが大切です。
■50-64歳:生活習慣病予防が中心の時期
メタボリックシンドローム・高血圧症・糖尿病などの生活習慣病予防を通じ、脳卒中、心臓病、腎臓病などの危険を減らすことが大切です。
■65-74歳:社会参加機会と活動量の確保・見直しが大切な時期
仕事や生活の変化により、人との関わりや活動量が減りやすくなります。外出や地域活動などを通じた、新たな社会参加機会の確保が、この年代のフレイル予防・対策のポイントです。
■75歳以降:フレイル予防・対策を強く意識する時期
体力や筋力、心身の衰えを感じやすくなります。運動や食事、地域の教室への参加など、フレイルの進行を防ぐ取り組みが大切です。

【参考】東京都発行『知っておく!から始める介護予防・フレイル予防』を基に作図.
フレイルの3つの側面
フレイルは、体の衰えだけの話ではありません。
「身体」「こころ」「社会とのつながり」この3つが影響し合いながら、フレイルは進行していきます。
(1)身体のフレイル(身体的フレイル)
・筋力や体力が低下し、疲れやすくなる
・歩く速度が遅くなる、転びやすくなる
・外出や活動量が減りやすくなる
体を動かす機会が減ると、さらに筋力や体力が落ちるという悪循環に陥りやすくなります。
(2)こころのフレイル(心理・精神的フレイル)
・物事に取り組む意欲が下がりやすくなる
・物忘れが気になることが増える
・考えたり判断したりするのが大変に感じる
意欲の低下や考える場面を避けるようになると、生活の中で頭を使う機会が減り、認知機能が低下していく要因の一つになります。
(3)社会とのつながりのフレイル(社会的フレイル)
・外出の機会が減る
・人と話すことが少なくなる
・地域活動や趣味から遠ざかる
人や社会とのつながりが減ると、生活リズムの乱れや刺激が少なくなり、身体やこころの衰えにつながることがあります。
これら3つのフレイルはつながっていて、どれか1つだけの問題では終わりません。
そのため、介護予防・フレイル対策では、体操だけ、食事だけ、といったように切り分けるのではなく、生活全体を見て取り組むことが大切です。

【イラスト】 筑波大学 山田実 資料 引用・一部改変
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【参考】山田実,荒井秀典ら『簡易フレイルインデックス』を基に作成
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